CODEPINK Osaka is invited to the Mindanao People’s Peace Summit

ミンダナオ・ピープルズ・ピース・サミット(MPPS)に参加して 尾川ヒサエ

ミンダナオ島ミドサヤップ市にあるサザン・クリスチャン・カレッジ(SCC)を会場に12月14日から20日にかけて開催されたサミットに招待され参加する貴重な経験をえました。

このようなサミットはマルコス政権を倒したフィリピンの人々が民族、宗教、信条の違いを乗り越え、互いの尊厳を認め合って生きていける国、地域にしようとフィリピン各地で始めたもので、ミンダナオでは今回8回目を迎えました。

腕を振り上げ、熱のこもった記念講演、基調報告は長時間にわたり、それにたいする参加者の質疑には長蛇の列。熱い、熱いサミットでした。皆さん、民主革命を成功させた自負と責任感にあふれ、ドュテルテ政権への厳しい要望も次々に飛び出していました。

全体会の後、テーマ別の沢山の分科会が平行して開かれました。私たちはコラソン・ファブロスさんが開かれた「アジアにおける軍国主義とフィリピンへの影響」の分科会へ。ヒロシマの原爆投下をテーマにしたドキュメンタリーを上映しコラソンさんが問題提起。

私たちは日本人の思いを訴え、折り鶴を折るワークショップをして、国際署名を訴えました。 平和行進ミンダナオでも 日本での平和行進にも参加されたマラヤ・ファブロスさん、ミンダナオ島の青年平和活動家のボルティモアさんらがミンダナオ島での平和行進を企画。おおくの青年らが参加してコトバト市からSCCのあるミドサヤップ市まで2日かけて平和行進を行いサミットの開会式に到着。その時の横断幕を閉会式で日本に託されました。