翻訳シリーズvol.2 和訳

隠された行動・コバート・アクション マガジン     1978年以来、隠された行動の暴露を継続

バイデン政権は日本に再軍備を強制し、第二次世界大戦後につくられた    日本の平和憲法を踏みにじっている
主要な的は極めて挑発的な中国敵視論だが、アメリカ国内では反対意見はみうけられない。
去る12月16日、日本の岸田文雄首相は新防衛戦略を発表し、2027年までに日本の防衛費を二倍化すると発表した。さらに、軍事力の拡大にともない攻撃用武器の確保、軍指揮系統の再編に合意した。
12月23日には、予算案が岸田内閣により承認された。
このような日本の軍事拡大にたいし、国際的な警鐘が鳴らされるべきである。アメリカ帝国主義の強力な圧力に基づき、このような日本の軍事拡大がおきているのだ。中国の封じ込めをめざした「アジアへの方向転換」の次の段階として、アジア太平洋地域でのアメリカの支配を再主張するものである。
アメリカの際限ない戦争に反対する運動は、不吉な脅威に対して一般の市民らの注意を喚起し、周到な物的準備をして臨まなければならない。
今後5年間の軍事支出倍加計画で日本の防衛予算は3150億ドル/4兆1580億円* となり、日本は米国、中国に次ぐ世界第三位の軍事大国になる。防衛費はGDPの2%になるが、それはアメリカがNATO諸国に求めているものと同様である。日本の経済は、世界第三位である。
日本政府は、ロッキード・マーチン社のトマホークミサイル500、陸空共用スタンドオフ ミサイル(JASSM)、海上艦船、航空戦闘機等を買収し、サイバー戦闘能力を高め、日本独自の超音速誘導ミサイル、先端式ジェット戦闘機等の武器の製造を計画している。計画は、単なるミサイル防衛依拠から”敵への反撃能力の抱合へと移行している。
平和と連帯をこめて、
クリス・エイジ
コバート・アクション・マガジン 編集長